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フレームレート(fps)とは?映画やテレビ、スローモーション動画の数値基準を解説

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こんにちは。

動画制作を勉強中のマエポンです。

カメラや動画などでよく耳にするフレームレートという言葉。fpsなどでも表現されることが多いですが、実際にフレームレートを気にせず動画編集してる人も少なくないはず。フレームレートは実際どんな場合でどんな使われ方をしてるのでしょうか。

今回はフレームレートについて解説したいと思います。

フレームレートとは(fps)?

フレームレートとは、動画の中で1秒間に使用する画像の枚数(コマ数)を表すもので、英語の"frames per second"を省略した”fps”が単位となります。

1fpsの場合は1秒間に1枚の画像が使用され、24fpsの場合は1秒間に24枚の画像が使用されている動画ということになります。

フレームレート(fps)が大きければ1秒間に再生される画像の枚数が多くなるため、動画は滑らかな動きになります。反対にフレームレートが小さければ古い映画のようなカクカクとした動きになります。

下の動画は1fpsの場合と24fpsを比較したものです。

24fps(通常の動画)

1fps(通常の動画)

フレームレートが30だった場合では5秒間に120枚の映像が映り、なめらかな動画として映し出されます。

それに対し、フレームレートが1だった場合は、5秒間に5枚の映像しか流れないカクカクした動きの動画になります。

つまり、フレームレートというのは動画の滑らかさを表す指標にもなるのです。

映画やテレビの一般的なフレームレートは?

一般的に映画のフレームレートは24fps、地デジ放送では30(29.97fps)、YouTubeなどの動画では30〜60が使われることが多いです。
それでは、フレームレートは一体どのように使い分けされているのでしょうか。

先ほどフレームレートは1秒間に表示される画像の枚数を表していると説明しましたが、違う見方で考えるとフレームレートが大きければ大きいほど短い間隔で映像をとらえているということになります。

つまり、フレームレートの大きさは「短い時間(一瞬)の映像をとらえる能力」と表現をすることができるということです。

それではどういった場合に一瞬の映像をとらえる必要があるのでしょうか。例えば、スポーツなどの動きが速い映像ではフレームレートが重要になってきます。

スポーツなどの動きの速い映像では、被写体が短時間で大きく移動するため、フレームレートが小さいと動画(被写体)がカクカクで動くことになります。そのため、より臨場感(生で観戦している感じ)に近い映像を見るには高いフレームレートで映像を見た方がいいということになります。

また、動画編集でフレームレートが影響してくるのはスローモーション再生です。
スローモーションというのは、短い時間の映像の動きを人間の目に追えるスピードに直してあげる作業です。

もし0.1秒の世界を現実の1秒のように(10倍スローで)見せたければ、フレームレートを10倍近くに上げる必要があります。

スローモーション動画作成するためにはフレームレートが高いカメラを使う必要があります。通常のスマホのカメラだと30fps、少し高いスペックのもので60fpsほどはありますが、スローモーション動画を作成するなら少なくとも120程度はあった方がいいでしょう。

iPhoneの最新版ややHuaweiのP20Proなどはスロー再生機能なども入っているため、もしスローモーション映像に興味があるならそれぐらいのハイスペック機材を買うようにしましょう。

動画編集におけるfpsの注意点

フレームレートが高い方が映像が滑らかでスローモーションの編集もできるため、メリットが大きいように思います。

それでは、動画編集するときは最初からフレームレートをあげた方がよいのか?答えはNOです。フレームレートを大きくすると1秒間に処理する画像の枚数が多くなるため動画の容量が大きくなってしまいます。

動画容量が大きくなりすぎた場合、動画の容量を抑えるために一枚一枚の画像の質を抑える必要が出てしまいます。動画編集の場合は、よっぽどの目的がない場合はフレームレートを30〜60fpsぐらいにした方がよいでしょう。

実は、容量の問題以外でも一つ注意しなければいけないことがあります。それは、違うフレームレートの素材をつなぎ合わせる際に不具合が生じてしまうことがあるということです。

なぜ不具合が起きるのか。それは、存在してないフレーム(コマ)を無理やり読み込んでしまっているからです。

例えば、分かりやすくするために10fpsと100fpsの動画があったとします。動画の編集設定が10fpsに合わせてある場合は、10fpsと100fpsの両方とも0.1秒刻みでフレームがあるので問題なく動画は再生されます。

しかし、編集設定が100fpsの場合は、10fpsの動画では0.01秒刻みの画像が存在しないため、動画に空白部分(黒いコマ)が表示されてしまいます。

※動画ソフトの補完機能で前後の画像に近い画像を充てる機能もありますが画質は落ちます。

この現象は24fpsと30fpsの動画をつなぎ合わせても起こってしまうので注意が必要です。

フレームレートを操っていろんな表現を試してみよう!

カメラや動画など触ったことがない人にとってはフレームレートはあまり馴染みがない言葉だと思います。

しかし、フレームレートを理解できるとスローモーションや倍速なども自由に操ることができるようになるため、動画のバリエーションも増えることになります。

また、複数のカメラで撮影した動画素材をつなぎ合わせるときも不具合に気づきやすいので覚えておいて損はないでしょう。

ぜひフレームレートを理解してスロー動画などに活用してみてください。

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