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基礎編 映像制作

トランジションとは?動画制作でよく使われる種類や使い方

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こんにちは。

動画制作を勉強中のマエポンです。

カットの繋ぎ方ってめっちゃ大事だなって最近つくづく感じます。繋ぎ方が悪いとテンポが悪くなったり、何を表現したいのか分かりずらくなったりしますよね。

動画作りをするまでは適当に素材をつなげておけばいいやって思っていましたが、カットのつなぎ方でこうも変わるとは、、、、

ということで、本日はカットとカットの繋ぎによく使われるトランジションについて説明したいと思います。

 

トランジションとは?

トランジション(transition)というのは「移り変わり」や「移行」という意味を表す言葉で、動画制作の場合はカットとカットをつなぐときの切り替え効果(演出)という意味で使われています。

動画にトランジションを加えることで、カットとカットのつなぎ目を自然に見せることができたり、そのシーンの描写をイメージしやすくすることができます。

トランジションの設定は簡単にできますが、トランジションの差し込み方をミスるととてもダサい動画になってしまったり、何を表現してるか分からない動画になってしまうため取り扱いに注意する必要があります。

特に、動画編集を始めたばかりの人はかっこいいエフェクトを差し込もうとしがちですが、最初はシンプルなトランジションの方が絶対いいです。

※自分もそれで失敗しました、、、

 

ということで、動画制作で覚えておいた方が良い一般的なトランジションについてご紹介したいと思います。

 

トランジションの種類

トランジションにはたくさんの種類がありますが、一般的に良く使われるものだけをピックアップしました。

クロスディゾルブ

前のカットと後ろのカットが重なるように切り替わるのがクロスディゾルブです。トランジションの中で良く使われる基本的なトランジションとなります。ディゾルブ効果は基本的にフェードイン(徐々に映像が映る)、フェードアウト(徐々に映像が消える)を組み合わせて使います。

例えば、上の動画では、最初のカットがフェードアウトしていくのに合わせて次のカットがフェードインすることでスムーズに画面が切り替わっています。

ホワイトアウト

画面が徐々に白くなっていく効果のことをホワイトアウトと言います。一連のシーンが終わって場面が切り替わるときなどに用いられます。

ブラックアウト(暗転)

ホワイトアウトと同じように全体が黒くなっていくのがブラックアウト(暗転)です。こちらもホワイトアウト同様に、シーンなどの切り替えのときによく使われます。

ワイプ

ワイプ(wipe)というのは英語で"拭き取る"という意味です。拭き取られるように画面が切り替わる効果のことをワイプと言います。

押し出し

名前の通り、次のカットに押し出されるようにカットが切り替わるのが押し出しです。押し出しと反対の動きでカットが切り替わるのは"スライド"と言います。

アイリス

アイリスとはカメラレンズの絞りのことです。トランジションにおけるアイリスは、絞りをイメージしたように黒い丸が徐々に大きくなることで暗転したり、黒い丸が徐々に小さくなってフェードアウトしたりする効果のことです。

昔の映画やドラマではアイリスを使ってシーンを閉めているものが多いです。

 

オシャレなトランジション

先ほどまでは映画や一般的な映像で使われるトランジションを紹介しましたが、今度はオシャレな動画などでよく使われるかっこいいトランジションを紹介したいと思います。

Smooth Zoom(スムース ズームイン・アウト)

Spin(スピン)

 

Smooth Slide(スムース スライド)

 

【番外編】TikTokで使われるトランジションまとめ

 

トランジションについてのまとめ

今回は動画制作でよく使われるトランジションをご紹介しました。

トランジションは映画やドラマなどでシーンを展開するときに良く使われます。また、トランジションはテンポの良いかっこいい動画を作るときにも使われるのでぜひ利用してみてください。

※今回は「Lカット」や「Jカット」、「ジャンプカット」などの説明は省きました。今度カットのつなぎについて書いていきたいと思います。

それではまた~

 

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