こんにちは。
動画制作を勉強中のマエポンです。
動画の編集してると複数のレイヤーの繋ぎ目をぴったり合わせたり、レイヤーの開始時間を等間隔にズラしたりしたいことがあると思いますが、レイヤーの数が多いと一個一個ズラすのが面倒くさいですよね。
ということで、今回はAfter effectsで複数のレイヤーのインポイントとアウトポイントを自動で繋げたり、レイヤーを等間隔にずらすことができるシーケンスレイヤーについて書きたいと思います。
目次
After Effectsでレイヤーのインポイント/アウトポイントを自動で繋げる方法
①インポイントとアウトポイントを繋げたいレイヤーを選択し、
[アニメーション] → [キーフレーム補助] → [シーケンスレイヤー]
を選択する。
②シーケンスレイヤーの設定画面がでるので「OK」ボタンを押す。
③OKを押すと、レイヤーのインポイントとアウトポイントがぴったし重なるようにズレてくれます。
※最初にレイヤーを選択した順番でレイヤーがズレるので、選択する順番には気を付けましょう。
↓選択する順番が変わるとこんな感じにズレたりします。
After Effectsでレイヤーを等間隔に並べる(ズラす)方法
①レイヤー選択後にシーケンスレイヤーを開き、[オーバーラップ]にチェックを入れる。
②レイヤーとレイヤーを重ねたい時間を[デュレーション]に記入する。
③今回は、デュレーションに「0:00:01:00」と入れたのでレイヤーの重なりは1秒になります。
上記の場合は重なる時間のパターンですが、もし複数のレイヤーの開始時間を等間隔でずらしていきたい場合は、
[レイヤーの長さ - 開始をズラす時間 = デュレーション]
と調整することができます。
例えば複数のレイヤーの長さがすべて5秒で、それぞれの開始時間を前のレイヤーより1秒ずつ遅らせてスタートしたい場合は
5秒(レイヤーの長さ) - 1秒(開始をズラす時間) = 4秒(デュレーション)
と設定すれば1秒ずつズレて配置してくれます。
※すべてのレイヤーが同じ長さという前提です。
複数のレイヤーを等間隔に並べる方法についてのまとめ
今回はシーケンスレイヤーという機能を使って複数のレイヤーの繋ぎ目をぴったり合わせたり、レイヤーの開始時間を等間隔にズラしたりする方法についての説明でした。
一つ一つのレイヤーを一個ずつズラすのは手間も時間もかかってしまいますが、今回説明したシーケンスレイヤーだととても簡単にレイヤーをズラすことができるのでとても便利ですよね。
特にレイヤー数が多くなってくると時間もかかってしまうのでそういうときはぜひシーケンスレイヤーをご活用ください。
それではまた。